航空機の航続距離はどのように決まるか。飛行機の飛ばせ方(5)

航空機の航続距離を決めるのは Breguet 方程式です。それは、飛行速度 V、燃料消費率 Ct、揚抗比 L/D、初期機体重量 W1、終期機体重量 W2 に関する式で、

        R = (V/Ct) ・ (L/D) ・log(W1/W2)

で表されます。
簡単のため、巡航だけを考えると(上昇、下降を考えないと)、速度、燃料消費率、揚抗比が一定と考えられるので、W1/W2 と R の関係をグラフで表すことが出来ます。それを図1に示しました。このに、速度は、高度1万メートルでのマッハ数M=0.84 の値、すなわち V = 251.6 (m/s) を、また、揚抗比 L/D = 10 を仮定しました。燃料消費率をパラメータとしています。計算式の検証のために、ボーイング777ファミリーの公称巡航距離の値も入れてあります。新しい機体になるにつれ、燃料消費率が向上しているように見えますが、計算の仮定が荒すぎるので、確定的なことは言わない方が良いでしょう。

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旅客機巡航高度は何で決まるか。飛行機の飛ばせ方(4)
http://44579446.at.webry.info/201102/article_61.html

旅客機巡航時の揚力と抵抗。飛行機の飛ばせ方(3)
http://44579446.at.webry.info/201102/article_57.html

旅客機巡航時の揚力係数と抵抗係数。飛行機の飛ばせ方(2)
http://44579446.at.webry.info/201102/article_56.html

旅客機の巡航速度と高度の関係。飛行機の飛ばせ方(1)
http://44579446.at.webry.info/201102/article_52.html

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