NHKクローズアップ現代「スーパー猛暑の夏」はおとなしく、冷静さに満ちた番組だった。良しとする。

先ほど放映したNHKクローズアップ現代スーパー猛暑の夏」は、おとなしい番組だった。冷静さを保っていて、スキャンダラスな週刊誌の表紙を飾るような表現を避け、十分に科学的な論議の対象となるものだった。

番組の結論は、従来オホーツク海にいた高気圧が、この夏は、ベーリング海に移ったので、オホーツク海の冷気が日本に入らずに、日本の猛暑となった、というもの。そして、このわずかな違いが、日本に大きな影響を及ぼした、と強調していた。

まったく同感である。

気象現象は非線形現象であり、線形現象のような重ね合わせも、長期的な決定論も通用しない。初期値のわずかな違いが、突然、解の飛躍をもたらす。まさに高気圧の位置の変化は、微小な初期値・境界値の変化による、カオス現象であり、普通に表れるものである。

何か特別なことがどこかで起こっているのではない。(火山噴火や砂漠化にNHKは言及していない。)いわば、流体力学の範囲内で、今夏のような「異常」気象が発生するのだ。

週刊誌・著作を売らんかな、の扇情的な言説は排除し、冷静に精度の高いデータを集積して議論していこう。

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CFDの常識と気候シミュレーションの非常識(2)-ナビエ・ストークス方程式の非線形性
http://44579446.at.webry.info/201007/article_10.html

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