テーマ:原発

東電の技術レベルはあまりに低い。冷却系統図さえ間違っている。

冷却系の系統図の間違いを指摘したが、東電のホームページを見ると、彼らが作った系統図も間違っている。なぜ、こんな初歩的な間違いをするのだろうか。だれが教育したのか。 何が間違いか。添付図の「熱交換器」での水の流れが逆なのだ。一次系は熱交換器で温度が下がる。したがって、媒質の流れは上から下へとなる。温度が下がると密度が上昇して重くなる…
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2号機の原子炉損傷は、14日18時00分ではないか。福島第一原発のデータを読もう(3)

東電が発表している福島第一原発のデータを読むと、2号機内の圧力は、3月14日18時ごろに急減少しているので、圧力容器に穴が開いた時刻は、この14日18時ごろではないか。もちろん、原料の溶融はその前からで、燃料が圧力容器の底に落ち、鋼鉄製の圧力容器を溶かし穴を開け、圧力容器の底から格納容器内へ燃料が落下したのではないか。 ただし、本…
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3号機の原子炉損傷は12日12時10分ではないのか。福島第一原発のデータを読もう(2)。

東電が発表している原子炉の圧力データを信じるとすれば(計測系の信頼性は検証が必要)、「A系原子炉圧力」なるものが、3月12日 12:10 までは、ほぼ 7.5 MPa に保たれていたが、それ以降急激に減少している。すなわち、12:45 に5.6 MPa、13:05 に4.8 MPa となっている。なぜ圧力が減少したか。原子炉が損傷して内…
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福島第一原発。ベントが逆流した可能性は低い。

原発の設計に数々の問題があるのは予想されるが、昨日来の「圧力抑制室からのベント配管が建屋からのベント配管と合流しているので、水素が建屋に逆流して、水素爆発をおこした」との論理には承服できない。ふつうの技術者なら、ただちにこんな暴論は否定するだろう。 1.気体は圧力の高いところから低いところに流れる。今回の場合には、大気の圧力が一番…
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福島第一原発のデータを読もう(1)圧力と水位。

東京電力が発表している福島第一原発のデータを読んでみよう。計測系の信頼性が低いので、出ている値はそのままでは個々に信用できないが、素人なりに、何が起きているか想像するわけだ。 (1)1号機の圧力・水位および温度のデータ 3月12日からA系原子炉圧力は 0.5 MPa に低下している。大気圧に近いが、0.5 M…
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原発内にはプルトニウムがいっぱい。これに恐怖を感じなかったら、お化け屋敷も真っ青。

高木仁三郎「プルトニウムの恐怖」岩波新書、1981年の13ページを読んでみよう。ウラン235が中性子を吸収して、いわゆる連鎖反応が起きることは中学生でも知っている。 しかし、あなたが高校生以上なら、プルトニウムも出来ていることを知って欲しい。 核燃料の主成分であるウラン238は中性子を吸収して、プルトニウム239を生成するの…
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原発の最大の問題は、燃料の再処理。高木仁三郎が書いていたこと(3)

高木仁三郎「プルトニウムの恐怖」岩波新書、1981年、82ページを読んでみよう。 「使用済み燃料は、まず原子力発電所のプールで、ある程度放射能を減衰させた後、容器につめられて、船(時にはトラック)で再処理工場へと運ばれる。再処理工場では、やはりプールで、ある程度冷却した後、燃料はせん断され、濃い硝酸に溶かされる」 「再処理工…
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浜岡原発に群がるハゲタカたち。大村秀章愛知県知事もそのひとり。

5月31日、「中電浜岡原発の停止に伴うコスト増を国が負担しろ」と愛知県の大村秀章知事が民主党の岡田克也幹事長にねじ込んだ。ここにもひとり浜岡原発の利権にぶら下がるハゲタカがいる。 国税で対処する、ということは、東北地方からの税収を中部地方に投下しろ、といっていることにひとしい。こんな簡単なことが愛知県知事は分からないのだろうか。自…
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原発村の末路。高木仁三郎が書いていたこと(2)。

福島第一原発はどうなるか。高木仁三郎が「プルトニウムの恐怖」岩波新書1981年で予想していた。ページ194を読んでみよう。 「旅人は海岸に出た。そこにも壁で囲われた一画があった。しかし、町なかとうって変わって、そこには草が生い茂り、広大な敷地にはさびれた感じがともなっている。敷地の手前にコンクリートの大きなドーム風の建物が見える。…
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冷却システム図さえ間違っている低い技術リテラシー

福島原発の燃料貯蔵プールに循環型の冷却システムを取り付けることになった。当然の事だ。そこで、巷では添付のようなシステムズが出回っている。これを見て、間違いに気付いているひとはどのくらいいるのだろうか。一見しておかしいと思わないのだろうか。 ・水は温度が上昇すると密度が下がり(軽くなり)上方に浮上する。したがって、熱いものを冷やそう…
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福島第一原発の状況。ちっとも変わっていない。依然として危険な状態。

東京電力の発表を鵜呑みにするのではないが、彼らが発表とした数値をもとにすると、以下のような現状評価が考えられる。ただし、東電は発表した図は、「メルトダウン」した状況の図ではない。燃料は圧力容器を突き抜けて、格納容器の下部に塊となっているはず。さらに、格納容器の底も突き抜けているかもしれない。 1号機 ・水がまったくない。空焚きの…
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福島第一原発の爆発は爆轟detonationだったのか(その2)。流体力学のお勉強(その46)

Detonation というのは、衝撃波shock wave による気体の断熱圧縮により、衝撃波後流の気体の温度が上昇し、そのため、可燃気体が燃焼条件を満たすようになり、爆発的に燃焼するものである。衝撃波の速度は超音速なので、この燃焼領域は超音速で広がる。あたかも燃焼領域の先頭が超音速で移動している様に見える。 それに対し、def…
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福島第一原発の爆発は爆轟detonationだったのか。流体力学のお勉強(その45)

福島第一原発の1号機、2号機、3号機で水素爆発が起きた。この現象は爆轟 detonationだったのか、爆燃 deflagrationだったのか。Detonation とはなにか復習しよう。 1.衝撃波ができるとその後ろ(下流)の温度が上がる。(お勉強(その30)参照) 2.するとその領域で、可燃気体の燃焼条件がそろう。 3.…
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東京電力は無能者集団。冷却水は自分の頭にかけろ。

東京電力のいうことを信じてはいけない。彼らは無能者の集団なのだから。最近の事象でさらに明らかになったこと。 1.津波襲来時の写真が2ヶ月も経ってから出てきた。東電は情報を隠していたのではなく、内部の情報をしっかり中央に吸い上げる能力さえなかったのだ。正確な現状把握さえ出来なくて、どうして対策がとられよう。 2.工程表の改訂版…
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原発メルトダウン。高木仁三郎が書いていたこと。

高木仁三郎「プルトニウムの恐怖」岩波新書、1981年を再読していたら、福島第一原発の現状を簡潔・明瞭に説明する文章に出会った。引用する。(ページ39-41) メルトダウン 「最も典型的な事故経過として考えられているのが、原子炉の空焚き事故である。」 「このような状態が発生したときには、検出器が異常を察知して一般的には、…
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福島原発の核燃料溶融。予想通り。素人にもこんなことは予想できる。

福島第一原発1号機で燃料の溶融を東電が認めた。こんなことは分かっていた。当方は、4月3日のブログに下記のように書いた。まったくもって、素人の予想通りなのだからやりきれない。こんなことは、ちょっと考えれば、すぐ考えつく。論理的帰結だ。再度述べる。 1.1号機の圧力容器には亀裂が入っている。格納容器にも亀裂が入っているかもしれない。冷…
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統計:電力需要実績。2011年3月まで。

電力需要の実績です。2011年度はどうなるのでしょうか。夏は乗り切れるのでしょうか。 ++++++++++++++ 統計:電力需要実績。2010年12月まで。 http://44579446.at.webry.info/201102/article_33.html
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書評。佐藤一男「原子力の安全を考える」。木を見て森を見ない安全論議。

佐藤一男「原子力の安全を考える」 電力新報社、1988年。重箱の隅をつつく各論だけがあり、総論がない典型的な技術者の欠点が出ている本の見本。すこし離れて、高い見地から、物事をみる余裕はないのか。だから、著者は、自分の論理の矛盾に気がついていない。こんな程度だから、安全学は進歩しないのだ。原発事故はおこるべくして起こった。 本書でも…
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福島原発の状況を論理的な考えよう。自分で考えよう。政府の本音を聞き取ろう。

福島第一原発の状況を、経済産業省原子力安全・保安院が、「国際評価尺度(INES)」の暫定評価をレベル7に引き上げた。予想される事態だった。もっと悪い状況がおこるリスクは減っていない。 「政府の方針がころころ変わっている」とか「安全なのか危険なのか、政府ははっきりしてくれ」との伝聞が伝わってくる。私見では、政府の方針は一貫しているし…
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統計:日本の総発電量。原発はどのくらい寄与しているか。

日本の総発電量の実績をグラフにしました。リーマンショック以前のものです。ここ数年の実績は、多分、それほど伸びてはいないとおもいます。 今回の福島第一原発の事故は、エネルギー政策を国民的見地で広く議論する機会でしょう。 (2011年5月12日グラフをアップデートしました。) *********…
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自分で考えよう。自分で判断しよう。無能者にないものねだりをしても無駄だ。

「野菜を食べてもいいのですか」、「避難はしなくちゃいけないのですか」、「原発はいつになったら安全になるのですか」、「どの数値を信用すればよいのですか」等々といった質問を投げかける人々がいる。こういう人は、自分で物事を考えよう、判断しよう、行動しようと思ったことがないのでしょうか。他人の指示にしたがって行動したことしかないのでしょうか。 …
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福島第一原発の状況と将来を自分なりに考える。10年では解決しないだろう。

福島原発のニュースは単発的な「突起」ニュースしか報道されていない。全般に関するシロウトの推測を述べる。 1.1号機から4号機のうちで、原子炉圧力容器に亀裂が入っているものがあるだろう。この場合では、原子燃料と直接触れた冷却水は外部と通々になっている。この冷却水が、放射性物質を外部(われわれの住む世界)に運んでくる。 2.同様…
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東京電力は無能者集団。技術者も管理者も落第生ばかり。

東京電力の管理者の実力のないのは外からも分かっていた。しかし、技術陣もこれほどまでに実力がなかったとは、予想以上だ。記者会見の受け答えをみていても、実力のないのは明々白々だが、こんどは、放射線計測のプログラム・ミスを言い立て始めた。あきれてものが言えない。 もちろん、東電を所轄する原子力安全・保安院の能力のなさも同罪である。 …
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東京電力の言うことを信じてはいけない。自分で危険度を判断しよう。

福島第一原発が日本を滅ぼそうとしている。東日本が放射線だらけとなり、居住できなくなる危険性が出てきた。東京電力を野放しにしてきたツケが出てきたわけだ。 東京電力ほかの電力会社のいい加減さは夙に指摘してきた。こんなことになったのだから、指摘が甘すぎたのが悔やまれる。東京電力(およびその下請け会社)に原発を設計・運転させる能力はないの…
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原発反対派はどこに?青森県に、またまた、原発ができる。

青森県に原発ができる。東京電力が東通村に建設を計画している東通原発1号機について、13日、原子力安全委員会(班目春樹委員長)がゴーサインを出した。すなわち、経済産業省原子力安全・保安院の審査結果を妥当と判断したのだ。 計画されている原発は、 1.改良型沸騰水型軽水炉 2.出力138万5千キロワット 原発反対派はどこに行っ…
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ベトナムへの原発輸出は武器輸出三原則違反だ???

菅総理のベトナム訪問でベトナムへの原発輸出が実現しようとしている。これは、わが国の武器輸出三原則に違反しないのか。 もうかればなにを輸出しても良い、というわけではあるまい。危険なものは輸出してはいけない。 原発輸出は時期尚早ではないか。 日本の原発技術は、安全性・信頼性が確立しているわけではあるまい。 (今日の論…
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原発反対派、道路建設反対派はどこに行ったのか。

原発反対派がたくさんいた。原発そのものの危険性と、核廃棄物処理の解のないことを理由に、原発建設に反対していた。 道路建設反対派がたくさんいた。騒音、排気ガスが環境を破壊することを理由に、高速道路建設に反対していた。 彼らはどこに行ったのだろうか。 民主党政権は、原発をどんどん輸出しようとしている。ベトナム、カンボジア、…
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原発の問題は設計。隠蔽体質とは別。本質を見よ。

今日、東京電力が発表したところによると、福島第一原子力発電所4号機において、下記の事故がおきた。 (1)1998年2月22日 午前11時8分から11時58分。 (2)全137本の制御棒のうち、34本が、1ノッチ分引き抜けた。 要するに、なんどもなんども制御棒が抜け落ちているのだ。擾乱が起きたら、安定な方向に進むのは、物理学・工学の…
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原発の設計間違い。北陸電力志賀原発の水飛散。

3月25日午前9時42分の能登半島地震で、北陸電力志賀原子力発電所1号機建屋4階の使用済燃料貯蔵プールから、水が45リットル以上飛散し、750万ベクレル以上の放射能がもれた。ここにも、設計の基本ができていないことが露呈した。 液体を入れた容器が揺れたとき、その中の液体が揺れる現象をスロッシングという。自動車の燃料タンクもロケットの燃料…
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