日本復興への提言(1)。東北関東大震災で何が分かったか。

東北関東大震災で被災された方々にお見舞い申し上げます。今回の災難を教訓に、背筋を伸ばして、強く、明るく、前を向いて、生きていきましょう。

まずは今回の大震災で生き延びた、従来の日本の長所を考えましょう。

1.地域の連帯が確認されたこと。津波からの避難は地域ぐるみで呼びかけがなされた。わが身の危険をかえりみず、献身的に他者への貢献をされた人がたくさんいた。この日本社会を再確認しようではないか。

2.避難生活がおおむね整然として行われていること。支援活動が全国から寄せられていること。善意の集まりが確かなものであること。

3.避難訓練が役に立ったこと。想定以上の津波で、避難経路が十分でなかったところはあるが、万全の準備をしていれば、助かる確率は飛躍的に上昇することが確認できたこと。児童・生徒・老齢者・病弱者を安全に避難させた関係者は賞賛されてよい。

4.交通機関での事故を最小限に抑えることが出来たこと。地震で新幹線は脱線しなかった。津波で流された電車車両はあったが、鉄道事故の範疇に入るものは、たぶん、皆無だろう。鉄道関係者は、これは誇ってよい。

5.世界中から支援の声があがり、実際に救援隊が駆けつけていること。日本は孤立しているものではない。世界の一員として認められていること。これに応えるには、卑屈にならず、背筋を伸ばして、人間の尊厳を忘れずに、長期的・包括的な世界観をみずから形成していかなけらばならないだろう、ということ。

原発は依然として危機的状況を押さえ込んでいない。「東電=悪人」だけでは解決しない問題がここにある。現代、あるいは現代の技術はどうあるべきか、根本から考え直す機会だ。問題点はしっかり把握するが、前向きの、生産的な活動こそが、いまからやるべきことと考える。

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