大谷・掛川「地球・生命ーその起源と進化」を読む。落ち着いた記述が安心感を与える。良い一般書。

大谷栄治・掛川武「地球・生命ーその起源と進化」 共立出版、2005年。落ち着いた記述で分かりやすく、安心感をもって読むことができる。とてもよい一般書だ。現代人の基礎的知識として、この本に書かれていることは知っておきたい。

読みやすいのがとてもよい。歴史と学史もほどよく触れているし、現代の最先端の現場も垣間見れる。「コラム」が話題を豊富にさせる。

当然のことながら、筆者達の専門に引きずられた偏りはある。隕石に詳しいが、重力や海洋について記述が薄い。しかし、本のページ数が限られているのだから仕方が無い。重要なのは、筆者なりの一貫性。哲学。メイン・ストリームがあるから、理解が早い。異説は他の本で学べばよい。次の本を読む元気が出てくる。

ともあれ、地球と生物の起源について基礎的な知識がこの本で得られるので、この本を出発点として、他書を読んでいけばこの分野の理解がふかまる。

このような本が広く読まれることを希望する。
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