九州国立博物館の斬新な企画・運営に期待しよう

九州国立博物館が大宰府に開館した。三輪嘉六氏が館長を務める。館長の斬新性が話題を呼んでいる。期待しよう。
注文
(1)ホームページに館長の挨拶がない。(見つからない)館の方針が載せられていない。(祝辞を載せるなど、みっともない。)世界的に見て異例。館長または主任キュレータの基本的な運営方針をしっかり載せるべきだ。外国の博物館・美術館では載っている。館長とキュレータの「顔」を見えるようにしなくては行けない。いままでの、日本の博物館・美術館は有名人の名誉職的な位置付けだった。そうではなく、現役の研究者が全精力を傾けた、こういう事をするのだ、とはっきり言明してほしい。
(2)大宰府は地理的に偏っている。近畿、中部、関東、東北、そして北海道の人が行くにはやっかい。そこで、このインターネットの時代なので、インターネット上での展示や、地方への出張展示等の企画を考えて欲しい。九州国立博物館のキュレータの成果を札幌で問うても良い。九州というローカル性が妨げにならないような活動をしてほしい。
(3)収集品は現状では貧弱なのはやむをえない。しかし、現代では、収集品は世界中を旅して廻っている。ルーヴルに行っても、その時期に目指した収集品がないことがしばしばある。自分の収集品がなくても、世界中の収集品を借りれば、企画展示はできる。貸してもらうには、良い企画を立案する事。それには、良いキュレータ・研究者を集めることが必要。
(4)人を集めよ。品物ではなく。上記の企画をするのもキュレータ。研究活動をするのもキュレータ。社会に研究成果を発表し、教育するのもキュレータ。優秀な人を世界中から集めよ。アジア諸国の研究センターになるように研究活動をオープンに活発にせよ。研究者の宿舎も建てよ。短期研究員受け入れ制度も作れ。世界に通用するジャーナルを発行せよ。定期的な講演会(大宰府だけでなく、世界中で。インターネットでも資料を公開せよ)を開催せよ。高校生や、一般向けのセミナーを充実せよ。
(5)現代の普通の日本人は、ウフィッイ美術館に行くだけの目的でイタリアへいく。九州国立博物館もそうなって欲しい。ただし、新機軸で。

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