福島第一原発のデータを読もう(1)圧力と水位。

東京電力が発表している福島第一原発のデータを読んでみよう。計測系の信頼性が低いので、出ている値はそのままでは個々に信用できないが、素人なりに、何が起きているか想像するわけだ。

(1)1号機の圧力・水位および温度のデータ

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3月12日からA系原子炉圧力は 0.5 MPa に低下している。大気圧に近いが、0.5 MPa とは無視できないほどの正圧だ。原子炉容器に穴が開いているとしても、穴から出て行く圧力を補填する蒸気が内部で発生しているのだろうか。穴は小さいことを意味しているのかもしれない。

温度はほぼ単調に低下している。核燃料の崩壊熱がどの程度のものか分からないが、水をかけることにより、確かに温度は低下しているのだろう。


(2)2号機の圧力・水位および温度のデータ

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3月14日ぐらいから圧力はほぼゼロとなった。すなわち、原子炉内部と外部が通々になっていることを意味する。水位が保てれているということは、注入する水量と出て行っている水量が同じ、いいかえれば、穴はそれほど大きくはない、ということだろうか。

温度のプロファイルはおとなしくない。比較的低温には下がってきているが、これだけの温度変化を示した温度計の信頼度に疑問が残る。

(3)3号機の圧力・水位および温度のデータ

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この号機の圧力もゼロ。原子炉の破損状況は2号機と同程度のものと想像される。

3号機の温度変化には目を見張る。温度計が正しくその位置での温度を示しているとすると、核燃料からの発熱は依然としておおきい。(その後のデータを見なくてはいけない)圧力状況からみると原子炉は破損している可能性が高いのだから、水位を保てる状態ではないのだろう。

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いずれにせよ、本来示すべき値や、状況が変化したときに予想される値の理論値が分からないので、隔靴掻痒のままである。

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冷却システム図さえ間違っている低い技術リテラシー
http://44579446.at.webry.info/201106/article_3.html

福島第一原発は爆発したのですよ。しっかり覚えておきましょう。
http://44579446.at.webry.info/201106/article_2.html

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