航空機の航続距離をのばすにはどうするか。飛行機の飛ばせ方(6)

飛行機の航続距離を伸ばすには、前回のBreguet の式を良く見れば分かります。Breguet の式は

        R = B ・ log(W1/W2)
        B = (V/Ct)・(L/D)

でした。ここで、V、Ct、W1、W2 を同一と考えると、動かせるのは揚力の抗力に対する比L/D だけです。そこで、

        B = (1/Ct)・sqrt( (2/Row)・(W/S) ) ・ CL^(1/2)/CD

と変形すると、

        CD = CD0 + CL^2/(πeA)

ですので、航続距離 R は揚力CL の函数となります。
この式をCL で微分すると、R に極大値があるのがわかります。実際にボーイング777のデータを入れて見ましょう。すると、つぎのグラフが得られます。

画像


航続距離には最大値があります。すなわち揚力係数が

        CL = sqrt( (πeA/3) ・ CD0 )

のときに巡航距離の最大値が得られます。面白いですね。

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航空機の航続距離はどのように決まるか。飛行機の飛ばせ方(5)
http://44579446.at.webry.info/201102/article_71.html

旅客機巡航高度は何で決まるか。飛行機の飛ばせ方(4)
http://44579446.at.webry.info/201102/article_61.html

旅客機巡航時の揚力と抵抗。飛行機の飛ばせ方(3)
http://44579446.at.webry.info/201102/article_57.html

旅客機巡航時の揚力係数と抵抗係数。飛行機の飛ばせ方(2)
http://44579446.at.webry.info/201102/article_56.html

旅客機の巡航速度と高度の関係。飛行機の飛ばせ方(1)
http://44579446.at.webry.info/201102/article_52.html

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