GPS衛星とGLONASS衛星の配備の比較

アメリカのGPS衛星は、軌道傾斜角55度で、6個の軌道面に各4個の衛星を配備するものです。現在の配備状況を添付図に示します。

軌道面が6個ということは、昇交点赤経が60度離れているものです。図では緑の破線で示しました。一つの軌道に4個の衛星が配備されるということは、均一に配備されれば、隣り合う衛星の近地点引数の差が90度になるはずです。しかし、現実は、一つの軌道面に3個しか配備されていないものもあります。また、同一の軌道面でも、本来なら4個なのに、3個しか配備されていない面もあります。理想的には行かないのでしょうか。

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ロシアのGLONASSは、軌道傾斜角64.8度。三つの軌道面を持ち(したがって、120度の間隔)、各軌道面に8個の衛星を配備するのが計画です。
しかし、添付図の現状を見ると、衛星が不規則にバラバラに配備されているだけで、とても計画したような整然とした配備にはなっていません。これで使えるのでしょうか。

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米国GPS衛星とロシアGLONASS衛星の軌道投入精度
http://44579446.at.webry.info/201101/article_12.html

GPS人工衛星の軌道要素(2)離心率、軌道傾斜角
http://44579446.at.webry.info/201101/article_11.html

GPS人工衛星の軌道要素(1) 昇交点赤経、近地点引数
http://44579446.at.webry.info/201101/article_10.html

ロシア版GPS(GLONASS)のデータ(その2)
http://44579446.at.webry.info/201101/article_9.html

ロシア版GPS(すなわちGLONASS)の衛星は、もう22機も打ち上がっているのです。
http://44579446.at.webry.info/201101/article_7.html

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