中山康雄「科学哲学」を読む。こんなつまらない説明では、初心者はみんな逃げていってしまいます。

中山康雄「科学哲学」(ブックガイドシリーズ基本の30冊) 人文書院、2010年をよむ。科学哲学をこんなにつまらなく説明しては、集まる人も集まらなくなってしまいます。科学哲学は、もっと、もっと、面白いのです。

なぜこの本がつまらないか。
1.記述内容に独自性がない。紹介する本の目次を引き写しているだけ。学生のレポートよりひどい。
2.各著作の歴史的位置付けが出来ていない。相互関係についての説明がない。年表さえない。索引もない。
3.取り上げる書籍の選択基準がない。分野分けもいい加減だし、取り上げた書籍が恣意的。

ようするに、この著者には科学哲学を歴史的に鳥瞰する実力がないのだ。

人文書院もよくもまあこんな本を出版したものだ。すぐに絶版になるのが容易に予想される。

大家・内田惣七「科学哲学入門-科学の方法・科学の目的」世界思想社
中堅・戸田山和久「科学哲学の冒険―サイエンスの目的と方法をさぐる」NHKブックス
の面白さを考えよ。

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