飯田泰之「考える技術としての統計学」を読む。文系の文系による本の程度の低さにあきれる。

飯田泰之「考える技術としての統計学-生活・ビジネス・投資に生かす」NHK Books, 2007年を読む。「文系の文系による文系のための統計入門」の見本なのだろうか。書いてあるレベルが低すぎて役に立たないし、ちょっと新しさを加えようとした部分は支離滅裂で説明になっていない。こういう役に立たない本を書くのが文系の文系たる所以だ。

1.本書の前半は、平均値の事しか書いていない。こんなことは、中学生でも知っていること。読者を馬鹿にしているのか、それとも、著者のレベルが低くて、こんなことしか理解していないのか。紙と時間の無駄だ。

2.本書の中盤は検定と回帰分析。検定では、第一種過誤と第二種過誤について言葉は出てくるが、その位置づけについて十分な説明がなされていない。カイー二乗検定をしっかり説明すべきだ。
回帰分析も、著者はなにを言いたいのかまったく不明。

3.最悪なのは、最後半で説明されている時系列分析。意欲的にAR-MAモデルをもってきているが、まったくの空振り。著者は Box-Jenkins や赤池先生の本を読んでいないのか。著者はAR-MAモデルの本質がまったく分かっていない。説明は支離滅裂。まったく無内容。どうしようもない。文系とはこんな人種なのか。

4.副題に言う「生活・ビジネス・投資に生かす」はまったくの誇大広告。内容がないのだから生かそうとしてもやりようがない。ああ、東大経済がこんな卒業生を送り出しているとは。。。世も末だ。

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George Box and Gwilym M. Jenkins, Time Series Analysis: Forecasting and Control.
赤池弘次、中川東一郎、ダイナミックシステムの統計的解析と制御、サイエンス社、1972年。
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