外村彰「目で見る美しい量子力学」を読む。写真100点、文章落第点。

外村彰「目で見る美しい量子力学」 サイエンス社、2010年を読む。写真は世界最高級なのだが、いかんせん、文章が悪い。これでは、専門家以外に量子力学と電子顕微鏡の面白さを伝えるのが難しい。

なぜ、こんなに文章が下手なのか。通常の会社勤めのひとなら、若いときに上司に文章の書き方をさんざん指導されるはず。日立では資料の書き方を教えないのだろうか。

例えば、言葉遣いが平常ではない。文章が流れないのだ。たどたどしい。読者に分かるような文章を書こうとしていないのではないか。図の表題とその説明も不自然なものが多い。人物のスナップ写真と顕微鏡で撮った専門の写真が平然として並べられている。趣旨が良くわからない。スナップ写真をカラーで巻頭に持ってくる精神も理解できない。

きっと、このひとの頭の中は、一人よがりの神が占領しているのだろう。秩序だって整理されていない。量子力学の説明などまったくなっていない。それにしてもひどすぎる。

それにしても、写真は超一流。この写真を見ているだけで、ぞくぞくする。

きっと、実験家というのは、独りよがりで、横方向は見ず、まっすぐ狭い前方だけ見る人にちがいない。

結論。写真が好きな人はどうぞ。この本で量子力学を勉強しようとしては空振りにあう。

画像

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック