アラン・コルバン編「キリスト教の歴史」を読む。原文が複雑なのか、訳が悪いのか。

アラン・コルバン編「キリスト教の歴史-現代をよりよく理解するために」 浜名優美監訳、藤本拓也、渡辺優訳、藤原書房、2010年 を読む。フランスの伝統「クラリテ」精神に欠ける本。文章がまわりくどく、一読しても理解が及ばない。再読して原意を想像する必要がある。簡潔でなく、分かりにくい。

訳文が悪いのだろうか。きっと、訳者が正直すぎるのだろう。ヨーロッパ系のひとの文章は、文字ばかり並んでいて、段落形成が下手。起承転結がはっきりしないのがおおい。本書はこの大陸系の欠点も集大成ともいえる。(アメリカ系は簡潔なのがおおい。)

そもそも、年表がない。こんな歴史書があるだろうか。原書には索引もなかったという。恐ろしいことだ。本書は一般向けに書かれたはずだ。副題にそう書いてある。論文集にしては、中身が薄い。論理性が希薄だ。

アラン・コルバンはこんな文章を書く人ではなかった。他人の文章を寄せ集めてつくったからこんなことになったのだろうか。

5040円もかけて買う本ではない。歴史年表と買う方がよほど気がきいている。

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