ノーベル賞受賞番組に見る日本のメディアの実力

昨夕、ノーベル賞を日本人が受賞すると聞いて、日本のメディアが大騒ぎしたことだろう。それもダークホースで、準備をしていなかった。

そこで顕れたのが、日本のメディアの実力。

1.本人を捕まえてインタビューをすることはともかく、受賞者の功績を解説する人を探す能力が全く無いことが明らかになった。

この手の記事は、局内に解説できる人材がいるとは考えられない。いるわけが無い。そこで、学界に適任者を探すわけだが、人脈がないと探せられない。人脈つくりは日々の活動によるので、日常的に各分野の学者と交流していないと人脈の形成はできない。きのうのテレビ各局は、右往左往するばかりで、解説のできる適任者をさがす能力が無かった。

2.素人向きの説明ができる専門家がいない。

類似分野の研究者が受賞内容の説明をするわけだが、その説明が実に下手。素人を侮っていて、全く内容の無いことを並べるだけ。10分間もらって本質的なことをさっと説明する能力に欠けている。自分の専門と、それを含み周辺領域のしごとの位置づけを普段から考えていない。不勉強としか言いようが無い。

3.例えば、New York Times を読んでみる。適切な説明がある。分かりやすい。普段からの実力がここに表れる。素人にも学問の「さわり」がわかる。

まだまだ、科学の理解に対する社会的な日本の実力がないからこのようなことがおきる。
「一番じゃなくては、なぜいけないのですか」
と暴言をはかせないためにも。

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