NHKクローズアップ現代「ノーベル賞・2人に聞く」(10月13日)はひどい番組だった

NHKクローズアップ現代、10月13日放送「日本よ 大志を抱け ~ノーベル賞・2人に聞く~」はあらゆる意味でひどい番組だった。問題点を指摘しよう。

1.聴取者はノーベル賞受賞者の生の声をしっかり聞きたい。それなのに、30分番組で受賞者にしゃべらせたのは、2~3分のみ。他の時間は、NHKの勝手な駄弁。聴取者を馬鹿にしているし、そもそも、出演者に対して失礼だ。

2.受賞者を二人出演させるのも問題。二人の会話がないのだから、二人を同時に出演させる意義がない。だから、割り当てる時間が少なくなる。ひとりに集中して、じっくりしゃべってもらう方がよほど良い番組ができる。(NHKには二人を平等にあつかうべし、との強迫観念があるのではないか。)

3.NHKはこの番組を、NHKがなにを学んだか、を発表する場と考えているのではないか。聴取者はNHKが勉強したことなぞ知りたくない。受賞者が出演するなら、受賞者の直接の声を聞きたい。ひとり10分以上、自由にしゃべらせることをNHKは思いつかないのだろうか。

4.鈴木教授と連名で論文を書いた宮浦教授がチラッと出た。彼に学界動向と鈴木教授の業績をしゃべらせてもよかった。日本人が活躍した分野なのに、なぜ、二人しか受賞しなかったのか、その説明もほしかった。(NHKが勉強成果を発表するのなら。)

5.定量的な議論が全くない。この分野の発表論文数の年次推移とか、引用件数とか、研究者数とか、いろいろと統計的な数値があるはず。これを第一歩として示さなくては、科学論議ができない。そう、NHKには科学的な発想法がないのだ。NHKこそ、日本の科学の発展を阻害する番組で、国民を馬鹿にしているのだ。

NHKよ、考え直せ。

画像

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック