円高により日本を逃げていく企業の問題点。知的集約でない企業の宿命。

円高により日本を逃げていく企業があると報道されている。どのように考えるべきか。

1.国内生産を海外生産に移すことができる、ということは、日本人の「労働力」を必要としていないということ。この「労働力」には、知的活動も含まれる。日本人の知的活動が必要とされないような製品なら、海外で作るしかない。要するに、この企業は、知的集約産業ではないのだ。

2.国内の大企業が納入先であり、その納入先から価格引下げを要求されて呑まざるを得ないのなら、その中小企業の存在が、注文先の大企業にとって、必要不可欠な会社ではない、ことを示している。中小企業は、顧客にとって、必要不可欠な存在であるからこそ、生きていけるのであって、他の中小企業と同列に扱われているようでは、独自性が無く、存在価値は先細りとなる。

3.どの会社も一般にそうだが、ある会社の存在意義は、独自性。他の会社に無いものをもっているからこそ、その会社の存在意義がある。それを求めないで、生産拠点だけの議論をするから、安易な日本脱出論となる。

4.造船産業は知的集約産業ではない。したがって、負けた。自動車産業も知的集約産業ではない。したがって、海外生産は避けられない。

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