中根ほか「科学の真理は永遠に不変なのだろうか」を読む。傲慢な大衆蔑視にもとづく独りよがりな本。

中根美知代ほか「科学の真理は永遠に不変なのだろうか-サプライズの科学史入門」ベレ出版、2009年をよむ。この分野にも大衆蔑視の研究者がゴマンといるのがわかった。

読者に向かい、「お前達の知識は間違っている」、「お前達の発想は間違っている」、「お前達の論理は間違っている」と連呼しているのがこの本。どうしてこんなに大衆蔑視の研究者が育ってしまったのだろうか。

大衆はもっと健全だ。もっと論理的だ。もっと新鮮な発想に富んでいる。

「サブライズの。。。」という副題からして、前提をわざと間違って仮定し、おれたちの高級な研究成果によるとこれが真実だ、という論理がミエミエだ。ちょっと勉強している人には、この本の著者が前提とすることが、独りよがりの非常識なことであることぐらいはすぐに分かる。

1950年代の中学生向きの本を読んでいるようだ。なぜ、この本の著者達は、読者への尊敬の観念がもてないのだろうか。なんで、こんな傲慢な研究者を育ててしまったのだろうか。

各論においても間違いが目立つ。たとえば、フーコーの振り子の実験は、地球の自転を証明するものであって、公転を証明するものではない。著者は、自転と公転のちがいさえわきまえていない。

とにかく、ひどい本だ。
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