チェコ語のおはなし(3)動詞(特にアスペクト)について

チェコ語の動詞もしっかりとした特徴があります。

第一は、完了体と不完了体の別がはっきりしていることです。ロシア語やギリシャ語と類似しています。一方、英語、フランス語、ドイツ語ではこの区別はありません。

チェコ語の完了体とは、一つの動詞そのものをつかうと、その動作が完了しているのか、いないのかがはっきりします。不完了体を使うと、その動作の完了または不完了には関心がなく、動作そのものが話題の中心になります。

完了体と不完了体の区別がある言語は、言語学上、「アスペクト」がはっきりしている、といいます。

動作が完了したか否かをはっきりさせる、いわば、文化の形で、思考法と表現法の根幹にかかわる事項です。ものごとをぼんやり表現させる文化の対極にあります。

アスペクトは、日本語ではあまり表面には出てきません。しかし、当然ながら、日本語でも、アスペクトを明示する表現法はあります。

ギリシャ語を中心にアスペクトについて議論したことがあります。
ギリシャ語(30) アスペクトについて(1)
http://44579446.at.webry.info/200707/article_16.html

ギリシャ語(46) アスペクトについて(17)
http://44579446.at.webry.info/200708/article_4.html

日本語についてのアスペクトも考えました。
ギリシャ語(28) 日本語文法との比較
http://44579446.at.webry.info/200707/article_14.html

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