井田茂「異形の惑星」を読む。惑星ハンターの血わき肉踊る物語。異形の科学書。

井田茂「異形の惑星-系外惑星形成理論から」 NHKブックス、2003年を読む。なかなかの書き手ですね。

惑星ハンターなる人種がいるそうな。太陽系外に惑星の存在を求めて、夜な夜な望遠鏡を覗き込む。見るのはドップラー・シフト。惑星があれば、中心星は惑星により変動しているはずだ。

1995年9月までは、惑星は無いのではないかと悲観論が充満していた。それが、1995年10月6日、突如惑星が発見された。こんなドキュメンタリーが本書の前半。

本書の後半は惑星形成の理論。れいによって、宇宙論の理論なのだから、気軽に読める。いちいち仮定に文句をつけていては、笑い話が笑い話で無くなる。のん気に飛躍を楽しめばよい。発想の自由性と論理の飛躍を存分に味わう。これぞ宇宙論の楽しみ方。

著者には、おかたい、東京大学出版会から、「系外惑星」という学術書(? 失礼。でも、?はつけたい)も出ている。秋の夜空の下で読む夢想物語にどうぞ。
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