Maxwellの悪魔は実現しない-地球温暖化予測

気候のシミュレーションは人間にはまさに「神業」で、神のみぞ出来る、ことを引き続いて説明しよう。

画像



マックスウエルの悪魔Maxwell's Demon という概念を聞いたことがあるでしょうか。熱力学をならうとすぐに出てくる話です。二種類の気体がある穴を通して二つの部屋に分かれて存在するとしよう。この穴を通して気体が混合する。そこで、この悪魔がこの穴のところにいて、穴に飛んでくる気体分子の速度を測り、ある速度以上の分子は片方の部屋に集め、ある速度以下の速度の分子は他の部屋に集める、という思考実験です。このことにより、エントロピーが減少する、というわけである。
マックスウエルの悪魔の概念は、計測という行為自体にエントロピーを増大させる要素が隠れている、という難しい議論があり、簡単には、結論が出ていない。
しかし、ここで言いたいことは、全知全能の神または悪魔の存在を仮定しないと、世の中を完全把握できないということ。(気体分子の将来の運動を完全に予言する、ということ。)
気候の計算機シミュレーションはこのような全知全能な神の行為を計算機でやろうとするもの。初期条件下の全ての分子の位置と速度と内部エネルギーを完全に把握できないと将来は予測できない。
また、Lorenzの航跡は、この「完全把握」の概念に「有効数字の桁数」を組み込んだこと。何桁までを把握すればよいのか。要するに無限の桁数が必要になる。(無理数)分子の数が有限であっても、その物理量は無限になる。これは、本質的にシミュレーションが出来ないといっていることに等しい。

こんな当然のことを無視する人間が地球温暖化問題を牛耳っているのだ。なんと、傲慢不遜な人たちだろうか。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック