CFDの常識と気候シミュレーションの非常識-地球温暖化予測

流体力学の基礎方程式Navier-Stokes equation を数値的に解く分野は、Computational Fluid Dynamics (CFD) として広く発達している。流体に関連する広い分野で積極的に研究と適用が行われている。それに比べると、気候シミュレーションをやっている人々の非常識が目に余る。

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CFDにおいては、少なくとも下記の初歩的な考察から出発する。
(1) 基礎方程式の変換(必要に応じて簡単化する。最大の簡単化は、線型方程式にまですること。しかし、現在は、ナビエ・ストークス方程式そのものを解くのが主流。)
(2) 乱流モデルの適用(乱流そのものを方程式の右辺に組み込むことは難しい。したがって、色々なモデル化がなされる。)
(3) 計算格子の考察(物理量の変化の激しいところは計算格子を細かくする。変化の少ないところは計算の負荷軽減のため、計算格子を荒くする。)
(4) 計算スキームの選択(連続の微分方程式を、不連続な差分方程式に変換するのに、様々な方法がある。低次の精度のスキームから、高次の精度のスキームまである。高次になるほど計算負荷は重くなる。また、物理現象は、方程式の「型」(放物型、楕円型、双曲型)に適合した差分スキームを考える必要がある。)

要するに、気候シミュレーションで100年後を予測しようとしているのに、上記のCFDの常識について、気候屋は深い考察を示していない。いい加減なモデル化をやっているから、他人に見せるのが恥ずかしいのだ。(情報公開以前の問題。)こんなツールで将来の気温が上昇(それも数℃!こんなの誤差範囲内だ!)とのたまうのだから、あきれる。

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